『遠野物語』の河童は顔が赤い?第55〜59話の足あとや馬を引きこむ話、カッパ淵を訪ねるときのマナーまで、読んで歩く5つのポイント

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河童といえば、緑色で頭にお皿がある姿を思いうかべる方が多いかもしれませんね。でも、柳田国男の『遠野物語』には、「遠野の河童は顔の色が赤い」という、ちょっとめずらしいお話が書かれています。この記事では、『遠野物語』の第55話から第59話にかけての河童の話を、本文をもとにやさしくたどりながら、遠野のカッパ淵を訪ねるときのポイントもまとめました。

この記事では、柳田国男『遠野物語』本文(青空文庫などで読める版)と、遠野市・遠野市観光協会の観光案内の『遠野物語』第55〜59話と、遠野市の観光案内(カッパ淵)をもとに、『遠野物語』の河童の話について5つのポイントで整理します。後半の、『遠野物語』の河童の話を読んで遠野を歩く手順は、この記事の提案です。

※この記事は、2026年10月時点で柳田国男『遠野物語』本文(青空文庫などで読める版)と、遠野市・遠野市観光協会の観光案内に掲載されている内容をもとにしています。『遠野物語』の本文は、青空文庫などで読むことができます。この記事の内容は本文の要約で、くわしい表現は本文で確かめてください。伝承の受け取り方は人それぞれです。カッパ淵などの観光情報は、遠野市や遠野市観光協会の案内で確認してください。

この記事でわかることは、次のとおりです。

  • 『遠野物語』の河童 5つのポイント
  • 『遠野物語』の河童の話を読んで遠野を歩く手順
目次

『遠野物語』ってどんな本?

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柳田国男の本

『遠野物語』は、民俗学者の柳田国男が、岩手県遠野の佐々木喜善から聞いた話をまとめた本です。1910年(明治43年)に発表されました。

119の話

山の神や天狗、ザシキワラシ、河童など、遠野に伝わるふしぎな話がおさめられています。

短い話が多い

一つひとつの話は短く、少しずつ読み進めやすいのも魅力です。

河童の話

河童の話は、第55話から第59話のあたりにまとめて書かれています。

話 おもな内容(要約)
第55話 川には河童が多く住み、猿ヶ石川にとくに多いという話
第56話 上郷村の家での、河童にまつわる話
第57話 川岸の砂に、河童の足あとが残るという話
第58話 馬を川に引きこもうとした河童の話
第59話 遠野の河童は顔の色が赤いという話

『遠野物語』の河童 5つのポイント

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1. 猿ヶ石川に多い

第55話では、川には河童が多く住み、猿ヶ石川にとくに多いと語られています。

2. 足あとの話

第57話では、川岸の砂の上に、河童の足あとが見られるという話が書かれています。

3. 馬を引きこむ河童

第58話では、馬を川に引きこもうとした河童が、逆に馬に引きずられてしまう話が語られます。

4. 顔の色は赤い

第59話では、ほかの土地では河童の顔は青いと言うようだけれど、遠野の河童は顔の色が赤いと書かれています。

5. 暮らしに近い存在

河童の話は、川とともにあった村の暮らしの中で語られてきた話として読むことができます。

5つのポイント早見表

ポイント 柳田国男『遠野物語』本文(青空文庫などで読める版)と、遠野市・遠野市観光協会の観光案内の案内
猿ヶ石川に多い 猿ヶ石川
足あとの話 足あと
馬を引きこむ河童 馬と河童
顔の色は赤い 赤い顔
暮らしに近い存在 暮らしと川

第55話 河童の多い川

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川には河童が多い

第55話は、川には河童が多く住んでいる、という一文からはじまります。

猿ヶ石川

とくに猿ヶ石川に多いと書かれていて、遠野を流れる川の名前が出てきます。

村の家の話

このあと、村のある家にまつわる、少しこわい話が続きます。

本文で読む

くわしい内容は、本文で確かめてみてください。

第57話 砂の上の足あと

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川岸の砂

第57話では、川の岸の砂の上に、河童の足あとが見られることがあると語られます。

雨の日の翌日

足あとが見られるのは、雨の日の翌日などだと書かれています。

人の手のような形

足あとの形についての描写もあるので、本文で読んでみてください。

身近な気配

河童が、川のすぐそばにいる存在として語られていることがわかります。

第58話 馬を引きこむ河童

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姥子淵

小烏瀬川の姥子淵のあたりの家での話として語られています。

馬を川へ

河童が、川で冷やしていた馬を、川に引きこもうとします。

逆に引きずられる

ところが、逆に馬に引きずられて、厩まで来てしまったという話です。

許される河童

見つかった河童は、もういたずらをしないと約束して許されたと語られます。

第59話 赤い顔の河童

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ほかの土地では

ほかの土地では、河童の顔は青いと言うようだと書かれています。

遠野の河童は

遠野の河童は、顔の色が赤いと語られています。

見た人の話

河童を見たという人の話としても書かれています。

遠野ならではの姿

私たちがよく知る緑色の河童とはちがう姿が、遠野の河童の個性です。

河童の話からわかること

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川の危険

川で子どもや馬が危ない目にあうことへの、注意の気持ちがこめられているとも考えられています。

暮らしと川

川は、村の暮らしに欠かせないものでした。

説明しにくいこと

説明しにくいできごとを、河童の話として語り伝えてきたとも考えられています。

いろいろな読み方

読み方は人それぞれ。自分なりに感じたことを大切にしたいですね。

各地の河童とのちがい

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呼び名いろいろ

河童は、地域によっていろいろな呼び名で伝わっていると言われます。

姿もいろいろ

顔の色や体の特徴も、地域によってちがう話が伝わっています。

遠野は赤い顔

『遠野物語』では、遠野の河童は顔が赤いと書かれています。

比べて読む

ほかの地域の河童の話と比べて読むのも楽しいです。

遠野のカッパ淵

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常堅寺の裏

カッパ淵は、遠野市土淵町の常堅寺の裏を流れる小川にある淵として、観光案内で紹介されています。

河童が住む淵

河童が住んでいたと伝えられる場所として知られています。

自然の中

静かな川辺の自然の中を歩けます。

観光情報を確認

行く前に、遠野市や観光協会の案内で確認しましょう。

カッパ淵を訪ねるときのポイント

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歩きやすい靴

川辺は足もとが悪いこともあるので、歩きやすい靴で行きましょう。

川に近づきすぎない

川に近づきすぎないように、気をつけましょう。

静かに

地域の大切な場所なので、静かにマナーを守って楽しみましょう。

季節の服装

季節に合った服装で出かけましょう。

遠野で河童の話を楽しむ場所

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とおの物語の館

遠野の昔話にふれられる施設として紹介されています。

伝承園

遠野の昔の暮らしや伝承を伝える施設として紹介されています。

昔話を聞く

昔話の語りを聞けることもあると案内されています。

開館情報

施設の開館日や時間は、公式サイトで確認しましょう。

本文の読み方のコツ

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青空文庫

『遠野物語』は、青空文庫などで読むことができます。

現代語訳

現代語訳の本もあるので、読みやすいものを選びましょう。

番号で読む

話の番号を目印にすると、読みたい話を探しやすいです。

声に出して

声に出して読むと、語りの雰囲気が感じられます。

旅の持ち物

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本

『遠野物語』の本を持っていくと、現地で読み返せます。

地図

地図や観光案内のパンフレットがあると便利です。

雨具

山あいの天気は変わりやすいので、雨具があると安心です。

虫よけ

川辺では虫よけがあると便利です。

佐々木喜善と遠野の語り

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話を伝えた人

『遠野物語』の話は、遠野出身の佐々木喜善が柳田国男に語ったものがもとになっていると紹介されています。

聞き書きの本

柳田国男は、聞いた話を書きとめて、ひとつの本にまとめました。そのため、語りの雰囲気が感じられる文章になっています。

地名が出てくる

話の中には、遠野の村や川の名前がたくさん出てきます。地図と見くらべながら読むと、話の舞台が身近に感じられます。

今も読みつがれる

発表から100年以上たった今も、多くの人に読まれている本です。

河童の話を読むときの心がまえ

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こわい話もある

河童の話の中には、少しこわく感じる話や、悲しい話もふくまれています。無理をせず、自分のペースで読みましょう。

当時の暮らしを想像

電気も車もなかったころの村の暮らしを想像しながら読むと、話の受け取り方が変わるかもしれません。

断定しない

伝承は、事実かどうかを決めるよりも、どう語られてきたかを味わうのがおすすめです。

感想を書く

読んだあとに感じたことを書きとめておくと、旅の楽しみがふえます。

『遠野物語』の河童の話を読んで遠野を歩く手順

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ここからは、柳田国男『遠野物語』本文(青空文庫などで読める版)と、遠野市・遠野市観光協会の観光案内の案内をもとにした、この記事の提案です。

第55〜59話を読む

まずは、河童の話を本文で読んでみましょう。

気になる話をメモ

足あとや赤い顔など、気になった話をメモしておきます。

観光情報を確認

カッパ淵などの観光情報を、遠野市の案内で確認します。

現地で読み返す

現地で本を開いて、話の舞台を感じてみましょう。

よくある質問

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遠野の河童は何色?

第59話では、遠野の河童は顔の色が赤いと書かれています。

河童の話は何話?

第55話から第59話のあたりにまとめて書かれています。

猿ヶ石川はどこ?

遠野を流れる川として、本文に出てきます。

カッパ淵はどこ?

遠野市土淵町の常堅寺の裏にあると、観光案内で紹介されています。

本文はどこで読める?

青空文庫などで読むことができます。

子どもと読める?

少しこわい話もあるので、子ども向けの本や現代語訳を選ぶのもおすすめです。

河童は本当にいた?

伝承として語られてきた話です。受け取り方は人それぞれです。

カッパ淵は入場料がいる?

観光情報は、遠野市や観光協会の案内で確認しましょう。

ほかの妖怪の話もある?

ザシキワラシや山男など、いろいろな話がおさめられています。

佐々木喜善ってだれ?

『遠野物語』の話を柳田国男に語った、遠野出身の人物として紹介されています。

本文を読んで、赤い顔の河童に会いに

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『遠野物語』の河童の話は、川とともにあった遠野の暮らしの中で語られてきたお話です。第55話から第59話を本文で読んで、足あとや馬の話、赤い顔の河童の姿を感じてみてください。カッパ淵を訪ねるときは、観光案内を確認して、マナーを守って楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

各地の伝承や史跡を資料と現地案内から調べ、地域文化として紹介する編集部です。

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